要点
小規模ビジネスのウェブサイト用AIチャットボットの費用は、無料プランなら$0(毎月約50件の会話)、AI込みのプランならおおよそ月額$19〜$50です。解決ごと、クレジットごと、シートごとに課金するツールは、利用量が増えるほど高くなります。今回の試算では、AIが対応する会話が毎月500件の場合、ほとんどのツールで$19〜約$600、2,000件では$49〜$2,000超でした(ユーロ建ての Zendesk はさらに高額です)。プラットフォームによっては、1回限りのオンボーディング費用、追加シート、ブランド表示の削除料金もかかります。料金は、2026年10月7日に各社の料金ページで確認したものです。
- 無料プランはありますが、規模は小さく、毎月約50件の会話またはメッセージクレジットです(Nexoply、Tidio、Chatbase)。
- 会話数込みのプランが最も予測しやすく、Nexoply は500件の会話で月額$19、2,000件で$49、AI込みです。
- 解決ごとのAI料金は、解決した会話1件あたり$0.50(HubSpot、クレジット払い)〜$0.99(Intercom Fin)で、通常はシート料金に追加されます。
- クレジットやメッセージ単位の料金(Chatbase、Botsonic)は1つの会話で何回返信するかで変わるため、請求額は前提条件次第です。
- 追加費用も予算に入れましょう:ブランド表示の削除(ツールによっては月額$49〜$99)、追加シート、HubSpot Professional の$1,500のオンボーディングなどの1回限りの費用。
このガイドについてと料金の算出方法
2026年10月7日に、このガイドで取り上げたツールの料金ページと、必要に応じて請求に関するヘルプページを確認しました。そのうえで、ウェブサイトのチャットの会話が毎月100件、500件、2,000件あるビジネスという同じ3つの状況で、それぞれの料金を試算しました。目的は最安のツールを決めることではなく、利用量が増えたときに各料金体系がどう変わるかを示すことです。
AIチャットボットの費用の概要
- ツールの種類無料プラン
- 一般的な費用毎月約50件の会話またはメッセージクレジットまで$0
- 例Nexoply Free(50件の会話)、Tidio Free(50件の会話、1回限りの50件の Lyro AI会話)、Chatbase Free(50メッセージクレジット)
- ツールの種類小規模ビジネス向けのウェブサイト用AIチャットボット
- 一般的な費用月額約$19〜$50
- 例Nexoply $19または$49、Botsonic 月払いで$19、Chatbase Hobby $40
- ツールの種類AIアドオン付きのライブチャット
- 一般的な費用プラン料金+AIアドオン
- 例Tidio Starter 月払いで$29、加えて Lyro が月額$39から
- ツールの種類解決ごとにAIを課金するヘルプデスク
- 一般的な費用シート料金+解決した会話1件あたり約$0.50〜$1.00
- 例HubSpot、Help Scout、Re:amaze、Gorgias、Intercom Fin
- ツールの種類エンタープライズ向けプラットフォーム
- 一般的な費用見積もりのみ
- 例Kustomer、Gladly、Sierra、Decagon、Forethought
- ツールの種類自社開発
- 一般的な費用AI API の利用料、ホスティング、開発、保守
- 例自社の開発者または制作会社
| ツールの種類 | 一般的な費用 | 例 |
|---|---|---|
| 無料プラン | 毎月約50件の会話またはメッセージクレジットまで$0 | Nexoply Free(50件の会話)、Tidio Free(50件の会話、1回限りの50件の Lyro AI会話)、Chatbase Free(50メッセージクレジット) |
| 小規模ビジネス向けのウェブサイト用AIチャットボット | 月額約$19〜$50 | Nexoply $19または$49、Botsonic 月払いで$19、Chatbase Hobby $40 |
| AIアドオン付きのライブチャット | プラン料金+AIアドオン | Tidio Starter 月払いで$29、加えて Lyro が月額$39から |
| 解決ごとにAIを課金するヘルプデスク | シート料金+解決した会話1件あたり約$0.50〜$1.00 | HubSpot、Help Scout、Re:amaze、Gorgias、Intercom Fin |
| エンタープライズ向けプラットフォーム | 見積もりのみ | Kustomer、Gladly、Sierra、Decagon、Forethought |
| 自社開発 | AI API の利用料、ホスティング、開発、保守 | 自社の開発者または制作会社 |
AIチャットボットの料金体系
提供元によって利用量を数える単位が異なるため、同じ500件のチャットでも$19で済むこともあれば、数百ドルかかることもあります。料金体系には次の6種類があります。
- 会話数込みのプラン: 一定数の会話に対する月額料金で、AIが含まれます。Nexoply はこの方式です(毎月の会話数は Free 50件、Starter $19で500件、Business $49で2,000件、Pro $99で10,000件)。予算を立てやすい方式です。上限に達したときの動作と、1つの会話で何件のメッセージが使えるかを確認しましょう。
- 解決または outcome ごと: AIがスタッフなしで会話を解決するたびに支払います。HubSpot はクレジットで$0.50、Help Scout は$0.75、Re:amaze は$0.85、Intercom Fin は$0.99、Gorgias は自動対応1件あたり$0.85〜$1.00です。成果に対して支払う方式ですが、解決の定義は提供元ごとに異なり、シート料金が別途かかります。
- セッションごと: 解決したかどうかにかかわらず、AIとのやり取りがすべてカウントされます。Freshworks には Freddy AI のセッションが500件含まれ、その後は100セッションごとに$49です。
- メッセージクレジット: クレジットを購入し、AIの返信1回ごとに1つ以上を消費します。Chatbase では最も安いモデルで返信1回あたり1クレジット、プレミアムモデルでは最大5〜6クレジットです。1つの会話で複数回返信するため、最も予測しにくい方式です。
- AIアドオン: ライブチャットのプランに加えて、一定数のAI会話に対して別途月額料金を払います。Tidio の Lyro は、50件の Lyro 会話に対して月払いで月額$39からです。
- シート単位: チームの各メンバーごとに毎月シート料金がかかります。ほぼすべてのヘルプデスクがこの方式で、多くの場合は解決ごとのAI料金が追加されます。
どのツールがどの方式を採用し、スタッフへの引き継ぎをどう扱っているかは、カスタマーサポート向けAIチャットボットのおすすめ をご覧ください。
試算例の前提条件
料金表は次の前提条件に基づいています。前提が変われば数字も変わるため、自社のビジネスと照らし合わせて確認してください。
- ウェブサイトのチャットのみ、1シート: シートが必要なツールでは、チームのメンバー1人(あなた)とします。
- すべての会話をAIが対応: 解決ごとの料金では、各会話が1件の解決または outcome として数えられるため、これは最も高くなるケースです。実際には一部の会話はスタッフに回るため、AIの請求額は下がりますが、チームの時間がかかります。
- Chatbase:1クレジットのモデルで、1つの会話につきAIの返信4回。 これは Chatbase の数値ではなく私たちの仮定です。確認したどの提供元も、1つの会話あたりの平均返信数を公表していません。Botsonic:同じく1つの会話につき4メッセージとし、AIの返信1回を1メッセージと数えています(Botsonic はメッセージを定義していません)。
- Gorgias: Gorgias の請求に関するドキュメントのとおり、AIが解決したチケットはチケットとしても自動対応としても課金されます。
- HubSpot: 1シートの Service Hub Professional。1回限りの$1,500のオンボーディング費用は月額には含めていません。
- Intercom: Intercom のページは読み込むたびに異なるシート料金が表示されたため、表では Fin の outcome に加えてヘルプデスクのシート1つとし、シート料金は記載していません。
- Zendesk はユーロ(EUR): 読み取れたのはヨーロッパ向けの料金ページだけで、米ドルの料金は確認していません。
- その利用量をまかなえる、公開されている最も安いプランを月払いで記載し、年払いの料金が公開されている場合はかっこ内に記載しています。税金、ブランド表示の削除、その他のアドオンは含めていません。
- 「計算不可」は、その利用量に必要な料金を提供元が公開していないことを意味します。
試算例:毎月100件、500件、2,000件の会話での月額費用
- ツール(使用プラン)Nexoply(Starter、Business)
- 100件の会話Starter $19(年払いで$15.83)
- 500件の会話Starter $19(年払いで$15.83)
- 2,000件の会話Business $49(年払いで$40.83)
- 備考AI込み。シート料金や解決ごとの料金なし
- ツール(使用プラン)Tidio+Lyro(Lyro の段階、月払い)
- 100件の会話$75(年払いで$62.50)
- 500件の会話$350(年払いで$291.67)
- 2,000件の会話計算不可(Lyro の段階は1,000件の会話で$700まで。それ以上は営業に問い合わせ)
- 備考Lyro の段階料金のみ。有料プランも必要かは Tidio に確認
- ツール(使用プラン)Intercom Fin(outcome 1件あたり$0.99)
- 100件の会話$99+1シート
- 500件の会話$495+1シート
- 2,000件の会話$1,980+1シート
- 備考会話の半分が outcome の場合:$49.50、$247.50、$990+1シート
- ツール(使用プラン)Chatbase(1クレジットのモデル)
- 100件の会話Hobby $40(700クレジット中400)
- 500件の会話$120(Hobby+$40の追加購入×2)または Standard $150
- 2,000件の会話$310(Standard+$40の追加購入×4)または Pro $500
- 備考2クレジットのモデルでは$80、$150、$540。Hobby での追加購入は未確認。ブランド表示の削除は+$99
- ツール(使用プラン)Crisp(Plus、AI Agent のあるプラン)
- 100件の会話$295
- 500件の会話$295
- 2,000件の会話計算不可(含まれるクレジットで Crisp が見積もる約1,350件の自動対応の会話を超えるため。追加クレジットの料金は非公開)
- 備考ワークスペース単位、20シート以上
- ツール(使用プラン)Botsonic(1つの会話につき4メッセージ)
- 100件の会話Starter $19(年払いで$16)
- 500件の会話Professional $49(年払いで$41)
- 2,000件の会話Advanced $299(年払いで$249)、または Professional に$25のメッセージアドオン×3で$124
- 備考訪問者のメッセージもカウントされる場合、メッセージ数は約2倍
- ツール(使用プラン)Gorgias(AIエージェント付き、月払い)
- 100件の会話$130(Starter $40+追加チケット50件×$0.40+AI対応70件×$1.00)
- 500件の会話$593(Basic $90+追加チケット200件×$0.40+470件×$0.90)
- 2,000件の会話$2,179(Pro $550+1,810件×$0.90)。Pro を年払いにすると$2,100
- 備考AIが解決したチケットは、チケットと自動対応の両方としてカウント
- ツール(使用プラン)HubSpot Customer Agent(Service Hub Professional、1シート)
- 100件の会話$120(年払いで$110)
- 500件の会話$320(年払いで$310)
- 2,000件の会話$1,070(年払いで$1,060)
- 備考解決1件あたり50クレジット($0.50)。3,000クレジット込み。追加クレジットは$0.01。+1回限りの$1,500のオンボーディング
- ツール(使用プラン)Zendesk(Suite Team、1エージェント、EUR)
- 100件の会話月払い・従量課金で€259(年払い・コミット契約で€197.50)
- 500件の会話€1,059(€797.50)
- 2,000件の会話€4,059(€3,047.50)
- 備考自動解決5件込み。その後は従量課金で€2.00、コミット契約で€1.50
| ツール(使用プラン) | 100件の会話 | 500件の会話 | 2,000件の会話 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| Nexoply(Starter、Business) | Starter $19(年払いで$15.83) | Starter $19(年払いで$15.83) | Business $49(年払いで$40.83) | AI込み。シート料金や解決ごとの料金なし |
| Tidio+Lyro(Lyro の段階、月払い) | $75(年払いで$62.50) | $350(年払いで$291.67) | 計算不可(Lyro の段階は1,000件の会話で$700まで。それ以上は営業に問い合わせ) | Lyro の段階料金のみ。有料プランも必要かは Tidio に確認 |
| Intercom Fin(outcome 1件あたり$0.99) | $99+1シート | $495+1シート | $1,980+1シート | 会話の半分が outcome の場合:$49.50、$247.50、$990+1シート |
| Chatbase(1クレジットのモデル) | Hobby $40(700クレジット中400) | $120(Hobby+$40の追加購入×2)または Standard $150 | $310(Standard+$40の追加購入×4)または Pro $500 | 2クレジットのモデルでは$80、$150、$540。Hobby での追加購入は未確認。ブランド表示の削除は+$99 |
| Crisp(Plus、AI Agent のあるプラン) | $295 | $295 | 計算不可(含まれるクレジットで Crisp が見積もる約1,350件の自動対応の会話を超えるため。追加クレジットの料金は非公開) | ワークスペース単位、20シート以上 |
| Botsonic(1つの会話につき4メッセージ) | Starter $19(年払いで$16) | Professional $49(年払いで$41) | Advanced $299(年払いで$249)、または Professional に$25のメッセージアドオン×3で$124 | 訪問者のメッセージもカウントされる場合、メッセージ数は約2倍 |
| Gorgias(AIエージェント付き、月払い) | $130(Starter $40+追加チケット50件×$0.40+AI対応70件×$1.00) | $593(Basic $90+追加チケット200件×$0.40+470件×$0.90) | $2,179(Pro $550+1,810件×$0.90)。Pro を年払いにすると$2,100 | AIが解決したチケットは、チケットと自動対応の両方としてカウント |
| HubSpot Customer Agent(Service Hub Professional、1シート) | $120(年払いで$110) | $320(年払いで$310) | $1,070(年払いで$1,060) | 解決1件あたり50クレジット($0.50)。3,000クレジット込み。追加クレジットは$0.01。+1回限りの$1,500のオンボーディング |
| Zendesk(Suite Team、1エージェント、EUR) | 月払い・従量課金で€259(年払い・コミット契約で€197.50) | €1,059(€797.50) | €4,059(€3,047.50) | 自動解決5件込み。その後は従量課金で€2.00、コミット契約で€1.50 |
同じ方法で、1シート、すべての会話をAIが解決する前提で、他のサポートプラットフォームも試算しました。
- ツール(使用プラン)Help Scout(Standard 年払い+解決1件あたり$0.75)
- 100件の会話$100
- 500件の会話$400
- 2,000件の会話$1,525
- 備考月払いのシート料金は表示なし
- ツール(使用プラン)Freshchat(Growth 年払い。AIセッション500件込み、その後は100件ごとに$49)
- 100件の会話$19
- 500件の会話$19
- 2,000件の会話$754
- 備考解決したかどうかにかかわらずセッションをカウント
- ツール(使用プラン)Text(旧 LiveChat)(Growth、月払い)
- 100件の会話$99(年払いで$79)
- 500件の会話$396($376)
- 2,000件の会話$1,881($1,861)
- 備考AI解決200件込み、その後は50件ごとに$49.50
- ツール(使用プラン)Re:amaze(Basic、月払い)
- 100件の会話$109.75
- 500件の会話$449.75
- 2,000件の会話$1,724.75
- 備考解決5件込み、その後は1件あたり$0.85
- ツール(使用プラン)Front(Starter 年払い+解決1件あたり$0.89)
- 100件の会話$114
- 500件の会話$470
- 2,000件の会話$1,805
- 備考Starter で使えるチャネルの種類は1つ
| ツール(使用プラン) | 100件の会話 | 500件の会話 | 2,000件の会話 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| Help Scout(Standard 年払い+解決1件あたり$0.75) | $100 | $400 | $1,525 | 月払いのシート料金は表示なし |
| Freshchat(Growth 年払い。AIセッション500件込み、その後は100件ごとに$49) | $19 | $19 | $754 | 解決したかどうかにかかわらずセッションをカウント |
| Text(旧 LiveChat)(Growth、月払い) | $99(年払いで$79) | $396($376) | $1,881($1,861) | AI解決200件込み、その後は50件ごとに$49.50 |
| Re:amaze(Basic、月払い) | $109.75 | $449.75 | $1,724.75 | 解決5件込み、その後は1件あたり$0.85 |
| Front(Starter 年払い+解決1件あたり$0.89) | $114 | $470 | $1,805 | Starter で使えるチャネルの種類は1つ |
数字からわかること
- 毎月100件の会話なら、 ほとんどの選択肢が$130以下です(例外は$295の Crisp の Plus プランと€259の Zendesk)。そのため、価格よりも自社に合うかどうかが重要です。
- 500件になると、 解決ごとに課金するツールは毎月数百ドルに達しますが、会話数込みのプランは変わりません。
- 2,000件になると、 請求額の大半を利用量ベースのAI料金が占めます。Freshchat で$754、HubSpot で$1,070、Gorgias では$2,000超です。Chatbase のようなクレジット制のツール($310〜$500)は1つの会話あたりの返信数の仮定に左右され、Nexoply の Business プランは$49です。
- 同じ条件での比較ではありません。 Intercom、Zendesk、Gorgias、HubSpot などのヘルプデスクには、受信箱、チケット管理、チームへの引き継ぎが含まれ、Gorgias は Shopify の注文を操作できます。Nexoply はウェブサイトの訪問者に回答するだけで、チーム用の受信箱はありません。
- 解決件数が減れば請求額も下がります。 会話の半分がスタッフに回れば解決ごとのAI料金は半分になりますが、残りの半分はチームの誰かが対応することになります。
予算に入れておきたいその他の費用
- 提供元のブランド表示の削除: Chatbase では月額$99のアドオン、Botsonic では月額$49、Tidio では Growth プランから利用できるアドオン、Crisp では Plus($295)のみ、Nexoply では Business プラン($49)から含まれます。
- 追加シート: ほとんどのヘルプデスクは人数ごとに課金します。Crisp では、各プランのシート数を超える追加シートが1つにつき月額$10です。
- 導入とオンボーディング: HubSpot は、Service Hub Professional で$1,500、Enterprise で$3,500の1回限りのオンボーディング費用がかかります。
- スタッフ向けのアシスタント: チームの返信作成を助けるAIは別料金のことが多く、Front Copilot は1シートあたり月額$20、Freddy AI Copilot は年払いで1エージェントあたり月額$29です。
- 追加のチャネル: WhatsApp、SMS、電話は追加料金がかかることが多く、Intercom では従量課金です。
- 自分の時間: よくある質問、料金、ポリシーを書いて更新し、会話を読んで足りない情報を補う時間です。これはどのツールでも同じです。
- 開発者の時間: scriptタグで設置するツールならわずかですが、自社開発の場合は大きくなります(下記参照)。
AI API でチャットボットを自社開発する場合の費用
AIモデルの API を使ってチャットボットを自社で開発することもできます。API の従量料金は費用の一部にすぎません。AIの提供元は利用量に応じて課金するため(通常は処理するテキストの量ごとで、モデルによって料金が異なります)、利用する提供元の料金ページで最新の料金を確認してください。そのうえで、次の費用が加わります。
- API の利用料: 訪問者のメッセージと回答のすべてが課金対象で、AIが回答の根拠にできるよう質問ごとに一緒に送るビジネス情報も含まれます。
- ホスティング: チャットボット用のサーバー、会話を保存するデータベース、そして多くの場合はドキュメント用の検索インデックス。
- 開発: ウェブサイト用のチャット画面、自社のコンテンツから回答を取り出す仕組み、AIが推測せずに「わかりません」と答えるためのルール、スパムや悪用への対策、会話を読む手段、必要であれば引き継ぎ機能。
- 保守: ビジネス情報の更新、モデルの変更や提供終了への対応、誤った回答の監視、不具合の修正、セキュリティアップデート。
自社開発が理にかなうのは、開発者がいて、自社システムとの深い連携など既製のツールではまかなえない要件がある場合です。ウェブサイトでよくある質問に答えたい小規模ビジネスにとっては、開発者の時間を考えると、通常は既製のツールのほうが安く済みます。
毎月の会話数を見積もる方法
すでに受けている質問を数える
先月のお客様からのメール、電話、お問い合わせフォーム、SNSのメッセージのうち、料金、営業時間、空き状況、ポリシーなど、ウェブサイトで答えられる内容を合計します。水道工事業者なら出張料金についての電話、美容サロンならキャンセルについてのメッセージを数えるとよいでしょう。
ウェブサイトのアクセス数を確認する
アクセス解析で毎月の訪問数を確認します。チャットを開くのは訪問者の一部だけです。最初の見積もりとして、割合を決めて掛け算します。たとえば訪問者100人のうち2人がチャットするなら、5,000回の訪問で約100件の会話になります。この割合は例であり、業界の数値ではありません。
繁忙期を考慮する
春の園芸店、夏のホテル、12月の雑貨店などは、通常の数倍の件数になることがあります。繁忙期の料金も見積もっておきましょう。
1か月測ってみる
無料プランか試用で始め、ダッシュボードで実際の会話数を確認してから、それをもとにプランを選びます。
自社に合う料金体系は?
- ウェブサイトでよくある質問に答えたい、1人または小規模のビジネス: チャットのたびに請求額が増えない、会話数込みのプラン。
- チャットにも応答する小規模チーム: AIアドオン付き、またはAI解決件数込みのライブチャット(Tidio、Text、Re:amaze、Crisp)。
- ヘルプデスクを使うサポートチーム: ヘルプデスク内の解決ごとのAI料金(Intercom Fin、Zendesk、Help Scout、HubSpot)。可能なら毎月の上限を設定しましょう。
- オンラインストア: AIが注文を操作できるEC向けヘルプデスク(Gorgias)。料金はチケットと自動対応ごとです。
- 特殊な要件のある技術チーム: クレジット制のビルダー、または AI API での自社開発。
Nexoply の無料プランを試す
ウェブサイトに届く質問の多くが料金、営業時間、ポリシーについての同じ内容なら、実際の件数を無料で測れます。毎月50件の会話が使える無料アカウントを作成し、ウェブサイトをインポートして1行のコードを追加するだけです。足りなくなったら、Starter は500件の会話で月額$19、Business は2,000件で$49で、AIは込みです。詳しくは 料金ページ をご覧ください。Nexoply にはライブチャットの受信箱がないため、チームでもチャットに応答する必要があるなら、カスタマーサポート向けAIチャットボットのおすすめ や 小規模ビジネス向け低価格AIチャットボットのおすすめ で比較してください。
他社製品の料金と機能は 2026年10月7日 に各社のサイトで確認したもので、変更される場合があります。出典: Tidio pricing · Tidio: Lyro AI agent limit · Tidio: monthly conversations limit · Intercom pricing · Chatbase pricing · Chatbase models and credits · Crisp pricing · Botsonic pricing · Gorgias pricing · Gorgias billing · HubSpot Service Hub pricing · HubSpot Customer Agent billing · Zendesk pricing (EUR) · Help Scout pricing · Freshchat pricing · Text (LiveChat) pricing · Re:amaze pricing · Front pricing · Front Autopilot billing
よくある質問
小規模ビジネスのAIチャットボットの費用はいくらですか?
2026年10月7日時点で、ほとんどの小規模ビジネスでは、無料プランの$0から月額約$19〜$50です。Nexoply は毎月50件の会話まで無料で、その後は500件で$19、2,000件で$49、AI込みです。Botsonic は月払いで月額$19から、Chatbase は$40からです。
ウェブサイトで使える無料のAIチャットボットはありますか?
はい、ただし上限は小さめです。2026年10月7日時点で、Nexoply の無料プランには毎月50件の会話、Tidio の無料プランには1回限りの50件の Lyro AI会話、Chatbase の無料プランには毎月50メッセージクレジットが含まれます。無料プランでは通常、提供元のブランド表示が入ります。
「解決ごと」の料金とはどういう意味ですか?
AIがスタッフなしで会話を解決するたびに支払う方式で、たとえば Intercom Fin は outcome 1件あたり$0.99、Help Scout の AI Answers は解決1件あたり$0.75です。解決の定義は提供元ごとに異なるため定義を読み、通常はシート料金が別途かかることも覚えておきましょう。
チャットボットの料金はなぜ比較しにくいのですか?
提供元によって、会話、解決、セッション、メッセージクレジット、シートと、課金単位が異なるためです。比較するには、試算例のように自社の毎月の会話数とチームの人数で各選択肢の料金を計算し、ブランド表示の削除やオンボーディング費用などの追加費用を加えてください。
チャットボットの1つの会話には何件のメッセージがありますか?
ビジネスによって異なり、確認したどの提供元も平均値を公表していません。試算例では、クレジット制のツールについて1つの会話につきAIの返信4回と仮定しており、これは私たち独自の仮定です。会話ごとや解決ごとに課金するツールでは、返信が何回あっても1つの会話は1回として数えられます。
AI API でチャットボットを自社開発したほうが安いですか?
API の利用料自体は安く済むこともありますが、ホスティング、開発、スパム対策、継続的な保守の費用もかかります。開発者のいない小規模ビジネスには、通常は既製のツールのほうが全体として安く、自社開発は開発者がいて特別な要件のあるチームに向いています。
AIチャットボットに隠れた費用はありますか?
ブランド表示の削除(Chatbase では月額$99のアドオン、Botsonic では月額$49)、追加シート、1回限りのオンボーディング(HubSpot Service Hub Professional は$1,500)、WhatsApp や SMS などの従量課金のチャネル、含まれる会話、クレジット、解決件数を超えたときの超過料金に注意しましょう。



